一応、行程を考える時に下調べをしているので、今夜はサン・ギエムの上にある隠修道院で野営を予定しているのです。
というわけで、サン・ギエムの森へ足を進めます。
ちょいと登りですが、サン・ギエム・ル・デザールからのPRのコースともなっている為、家族連れなどお散歩する人たちにすれ違います。
サン・ギエムの山やレロー峡谷のパノラマが広がります。
Le massif de Saint-Guilhem et les gorges de l'Hérault
その後は、蛇行する下りです。
足場は石がゴロゴロで、急な斜面ではないと言え、お散歩コースとしては家族連れには結構ハードなのでは、と思います。
ま、私達は荷物を担いでるし、すでに16km程歩いているから、そう感じるのかもしれないけど。
のんびり2時間弱掛けてノートル・ダム・ドゥ・ベル・グラス隠修道院 L'ermitage de Notre Dame de Belle Grâceに到着。
裏には泉があるという情報だったが、分からなかった。隠修道院は閉まっていて、同時に訪れたマダム2名と言葉を交わす。彼女達はここまでのトレッキングポール装備だったが、ここまでの往復のようだ。
隠修道院の前には、たき火、キャンプファイアの跡。日が陰って来てるので、早々にテント設営しているところに、隠修道士がザックを背負って、下界から上がって来た。こちらに向かって来たので、野営禁止かと話を聞きに行ったら、たき火は禁止で、静かにしてくれれば、野営OKということ。泉について聞いたら、裏に蛇口があると教えてくれた。
わずかな日向に陣を取って、早々と夕食。
さきほど頂いたパンで韓国のレトルト四川を温めて食べる。さらにみそ汁。やはり暖かい物を食べるのが良い。
ガールスカートっぽい女の子2人がザックを背負って下山して来た。
野営していいのか、とか言葉を交わし、ここで野営するのかと思ったら、そのまま下山して行った。テントを持っていなかったのかも。
今夜も日が暮れる前に、寝袋in。未だ明るいので、明日の行程など確認していると、人の声。どうやら、野営のパーティーが到着したようだ。薄暗くなって来たので、テントから出て挨拶する気力もなく、言葉は交わさず。2〜3名という感じ。
日が落ちると気温がぐっと下がる。今夜も風があるが、雨は降ってないみたいだ。
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